今回はWebex Eventsについての記事。
前の記事にWebexが新しくなったから解説記事を作ると言ってからかなり時間が過ぎてしまった、、
ようやく新しいバージョンを使う機会があったので、
クラシック版と何が違うのか解説していく!
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目次
2021年4月にアップデートがありWeb管理画面が一新
頻繁に使用している人は知っていると思うけど、
Webexは2021年に大型アップデートがありWeb管理画面が一新された。
正直、過去のクラシック版 Web管理画面は見ずらいし、わかりにくかった。
設定のしやすさ、 管理画面の見やすさスマートさは圧倒的にzoomが今も昔も、勝っていると思う。
比較ということでWebex Eventsの昔の管理画面は下のような感じ
(過去の記事から引用画像)
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昔記事で使った画像だから赤文字でいろいろ記入していて申し訳ない。
下がzoomウェブポータルの画面
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zoomの方が見やすいし、文言がわかりやすい。
zoomのシェアが上がってきてCiscoも焦ったのか、
Web管理画面をzoomと同じようにシンプルにわかりやすい管理画面に変更したのが、2021年4月のアップデート となる。
正直なところ、クラシック版Web管理画面をずっと使っていたので、
Webex Eventsで仕事を行う場合は、いまだにクラシック版を使用する。
いつまでもクラシック版を使い続けても、いずれは新しいバージョンに完全移行される。
自分としてもいい機会なので、どこが変わったのかスクリーンショットを使いながら記事にしていこうと思う。
新しいウェブ管理画面の見方
まずはWebex Eventsの発行のやり方から。
下の画像のようにトップ画面の「ミーティングをスケジュール」アイコン右の矢印の部分をクリックすると
イベントスケジュールと言う項目がドロップダウンリストで表示される。
ミーティングをスケジュールだけ表示されている状態。
実はイベントの発行がドロップダウンリストの中に格納されている。
発行アイコンを一回クリックして呼び出そう。
スケジュールされているか確認する方法は、
トップ画面の左端タブ→ミーティングをクリックするとスケジュールされている
ミーティングとイベントが一覧で表示される。
Webexミーティングの一覧から項目の右横に「イベント」と表記されていると
イベントがスケジュールされたことになる!
Webex Eventsの編集方法
スケジューリングができたから次はイベントの編集。
スケジュールされているイベントをクリックしてイベント情報画面を呼び出そう。
画像の上部にある鉛筆マークをクリックするとイベントの編集画面に入れるようになる。
イベントの編集画面は下のような感じ
音声接続オプション
協議事項
スケジュールオプション
項目はクリックして格納されてい設定項目を呼び出そう。
最初は格納されているので、設定項目が少ないと感じるかもだけど、
ちゃんと各項目しっかり設定できる。
ここで見た目が大幅に変わっていることがわかると思う。
この方がシンプルで非常にわかりやすい!
新しい機能
アップデートが入ったことで新しく使えるようになった機能は下のとおり。
○パネリストが入室した際に通知音が消せるような設定が出てきた。
○ 練習セッションをイベントを開始した瞬間から開始できる
実は古いWebexではパネリストが入室した際の通知音が消せなかった。
ようやくこの機能を追加していくれたのは嬉しいけど、最初から付けとけよって思う。
しかも練習セッションも今まではイベントを立ち上げてイベントセッションタブから個別で開始する必要があった。
練習セッションをすぐに開始できたらいいんだけど、
忘れていたら視聴者が入ってきてリハーサルの風景やチェック画面が視聴者に見られてしまう。
zoomでの実践セッションはウェビナーを開始した瞬間から実践セッションが開始されている。
この機能も今更感はあるけどね。
登録フォームの編集
従来と同じようにパネリストの登録や登録フォームの有効化や編集の仕方を解説していく。
まず登録フォームの有効化について。
イベント編集画面を下にスクロールしていくと登録という項目がある。
ここにチェックを入れると登録が有効化されたことになる。
zoomと同じく、登録フォームに記入してイベントに登録をしないと視聴ができない。
当然登録フォームの編集も可能。
矢印に示している、登録フォームのカスタマイズをクリックしよう。
登録フォームを有効化しただけでは下の画像のように、
名前とメールアドレスを入力するだけといった感じ。
会社名や施設名くらいは項目を設けたいところ。
下の画像の標準的な質問から会社名をクリックしてチェックを入れると登録フォームに追加される。
住所や電話番号なども標準的な質問の中にあるので、必要な項目にチェックを入れていこう。
zoomと同じようにカスタマイズ質問の設定も可能。
下の画像のようにカスタマイズした質問を追加するをクリックすると追加できる。
カスタマイズできる内容もチェックボックスやドロップダウンリストと、
zoomと同じような感じで設定できるようになった。
マイ質問という項目だけど、過去のイベントで設定したカスタマイズ質問が記憶されている。
パネリスト招待の仕方
登録フォームの次はパネリスト招待の仕方。
イベント情報画面の右の方に参加者という項目がある。
ここに招待したい人のメールアドレスを入力するとパネリストとして招待できる。
注意ポイント
メールアドレスを追加した瞬間に招待メールが送信されるから、招待する人を間違えないようにしよう!
ちなみに招待状の再送も可能。
上の画像②で記しているところをクリックすると下のような画面が表示される。
上記でも記載したけど、新しいバージョンではメールアドレスを追加した瞬間にメールが飛ぶから
二度送信されないように注意しよう。
実はイベント編集画面でもパネリストの登録が可能。
同じようにメールアドレスを追加した瞬間に招待メールが飛ぶから注意しよう。
アプリケーションでの設定一覧、スポットライト操作等
ウェブ管理画面は大きく変わったけどもアプリケーションのほうはそこまで変わってはいない。
一応スクリーンショットを撮ってきたから、画像からどんな設定の項目があるのか確認してほしい
イベントを開始をクリックすると古いバージョンと同じアプリケーション画面が立ち上げる。
くれぐれも練習セッションを終了しないようにしよう!
注意してほしいのはクラシック版だとイベントを立ち上げて何回でも練習セッションに移行ができたけども、
新しいバージョンで練習セッションを解除してしまうと再度練習セッションに移行することができないので注意
視聴者ビューの設定について
ホスト以外でパネリスト以上の権限をもった人が入室してくると、
視聴者ビューの操作ができるようになる。
下の画像のように、カメラウィンドの右上のレイアウトをクリック。
少し見えにくいかもだけど、青くチェックが入っている。
ステージとは
zoomでいうところのスポットライト機能
zoomと同じようにカメラがONになっているパネリストのカメラウィンド「・・・」マークをクリックすると
「ステージに移行する」という項目が表示される。
ポイント
自分のステージを全員に同期にはチェックを入れる
全員にホストのステージ状況を同期すればzoomと同じような感じで配信ができる。
ステージ同期にチェックを入れた際に「すべての出席者を同期しますか?」と
ポップアップが表示されるので、チェックを入れてOKをクリックしよう。
これでホストがステージ操作をすればホストの画面が
視聴者・パネリスト全てに反映される。
ポイント
アクティブな発言者をステージに表示にはチェックを入れないこと
チェックを入れてしまうと、カメラをONにしていない人がステージに入ってきてしまう、
必要がなければチェックは外しておこう。
ポイント
ビデオがオフの参加者を表示のチェックは外す
画像にチェックが入っていて申し訳ないのだけど、
基本はビデオがオフの参加者は表示しなくていい。
余計な表示がでないようにチェックを外しておこう。
ツールバーの項目について
雑な画面で申し訳ないけど、ツールバーにどのような設定項目があるかスクショしてみた。
古いバージョンとは大きく違うところはあまりなさそうかな。
まとめ! クラシック版との違い。いい点、悪い点
使いやすくなったところもあれば、使いにくくなったところもある。
ただわかりにくかったWeb管理画面は改善されて、
見やすく、ひと目で分かるような画面構成になった。
これだけでも十分なアップデートと言える。
残念な点として、練習セッションを終了しても再度移行することができた
古いバージョンに対して、新しいバージョンは一度練習セッションを終了すると再度移行ができない。
古いバージョンだったら本番終了後に講演者同士が交流するのに、再度練習セッションに移行して
視聴者に雑談が聞こえないようにして、交流してもらってたのだけど、
新しいバージョンだとこれができなくなってしまった。
ここは引き継いでほしかったかなと感じた。
悪い点を挙げるとしたらこれくらいかなと思う。
ユーザーの要望を吸い上げていい方向にアップデートしてくれている。
今後もよい機能を追加していってくれたら嬉しいかな。