Zoom

【zoomウェビナー】ローカル録画の豆知識

 

最近は収録をzoomで済ます催事も多くなってきた。

ある程度知識がないと余計な画面が収録されたり

音声がとれていなかったりするので、事前の確認含めてこの記事を読んでいってもらえればと思う。

 

ローカルレコーディングとは

 

zoomに関しては録画機能備わっていて、

クラウド録画

ローカル録画

の2種類が使用可能。

 

クラウド録画は文字通り、zoomのクラウドに収録される。

ローカル録画はパソコン本体に動画データが保存される。

 

クラウド録画にしておいた方が安心なのだけど、

無料で使える範囲は1GBと少なく追加で容量確保する場合は料金がかかる。

2024年2月18日のクラウド録画契約月額料金は下記

30GB ¥1.500--

200GB ¥6,000-

1TB ¥15,000-

5TB ¥75,000-

追加1GB ¥225-

 

高くはないけど、頻繁に録画することもない場合は、

ローカル録画を使えば予算をかけずに録画することが可能。

 

学会ではローカル録画がほとんど

 

大きな学会の場合、

ローカル録画と外付けの収録機で運用することが多い。

 

直近で参考になりそうな現場があったので

下にシステム図を見てもらえればと思う。

パソコンだけで配信する運用となる。

 

 

海外向けのセミナーで2カ国の同時通訳が入る配信なのだけど、

補助金申請の関係で必ず録画を残さないといけない少しシビアな現場。

 

海外演者なので基本リモートで講演者が参加するので

スイッチャーなど入れずにすべてパソコンを使って配信する感じだ。

 

ローカル録画が使用できる権限

 

基本的にzoomウェビナーで録画機能を使用できるのは

パネリスト以上の権限をもった人しか録画機能を使えない。

 

パネリストに関してもツールバーに

レコーディングアイコンは表示されているが

ホストの許可がないとローカル録画を行うことができない。

録画機能の権限をもらうようにホストに申請して

許可を貰えればローカル録画をすることが可能。

 

音声の注意点

 

基本的にローカル録画で収録される音声は

すべての参加者音声がミックスされている音声が収録される。

 

zoom同時通訳を使用している場合、

ホストや通訳者のパソコンでローカルレコーディングを回した場合、

 

・オリジナル音声

・自分の通訳音声

上記がミックスされた音声が収録されてしまう。

 

通訳音声を納品する場合、上記のようにミックスされた音声だと

使い物にならないため、個別ファイルで取り出す必要がある。

 

設定に関しては

zoomアプリケーション側の設定項目に

「参加者ごとに個別のオーディオファイルでレコーディング」

という項目がある。

 

これにチェックを入れておくと、

ウィビナーの場合はパネリスト以上の入室している人

すべての音声ファイルを収録することができる。

 

 

録画ビューの注意点

 

録画ビューについてはウェビナーとミーティングよって変わってくるけど

基本的にはスポットライトが当たっている人の映像が

フルスクリーンで表示されてスポットライトが追加されていくと

収録にも追加分だけ上がってくる感じ。

画面共有している場合は

カメラ小画面がフルスクリーンで共有されている右上に表示される。

第2カメラ共有をしている場合も同じで

カメラをキャプチャーボードの映像を選択している場合、

2重になってしまうので注意が必要だ。

 

 

zoom録画でもいいけどバックアップは用意しておこう

 

以下の記事のような安価な収録機材もあるので

可能な範囲でバックアップ体制をとっておくとよいかも。

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配信出力を分配して収録してもいいし、視聴者用パソコンでもOK。

いまのところzoom録画の不具合は起きることはすくないけど

エンコードに時間がかかったり、ネット回線が途切れた場合は

途切れている間は収録がされていないので、

予算の範囲でバックアップ収録はしておこう。

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灰の人

関西在住のアラサーのサラリーマン。イベントの支流になりつつある配信業務を日々行っています。 「現場で得た知識を共有したい」と思ってブログを立ち上げました。 これから配信業務に携わる方の手助けになれるよう日々勉強中

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