学会や講演会などでお客さんのモニターデバイスが
iPadやiPhoneなどIOSデバイスでモニターすることが多い。とくに製薬会社の場合。
配信オペレーターをしていると、
お客さんのiPadから講演している音声が流れ続けていて
ハウリングしかけるという場面に遭遇するだろう。
その場合、どこを操作すれば音量がゼロになるのか、
この記事で確認してもらえればと思う。
IOSデバイスでは音量がゼロにならない
Webexでもzoomと同じように、iPadやiPhoneの場合
注意ポイント
アプリケーション上である操作をしないと音量がゼロにならない。
-
-
参考【zoom】アプリでの音声の設定
段取り関係を色々記事にしてきたから 今回はアプリケーションの映像・音声の設定について記事にしていこうと思う。 まずは音声の設定から解説し ...
続きを見る
下の画像のように、音量を下げるボタンを押し続けても
ボリュームが少し残ってしまう。
お客さんがiPadで視聴している場合は要注意
本番開始前にお客さんが配信会場でiPadを取り出して
「iPadでモニターしています」と言った場合は要注意。
詳しい人ならちゃんと設定してくれるかもだけど、
詳しくない人の場合、大半は音漏れしてくるから
ハウリングの原因になってしまう。
何度か、ハイブリットでなくWeb配信のみの案件で
この音漏れのせいで危うくハウリングしかけたことがある。
アプリケーションの設定方法
実際にこのような場面に遭遇した際に
どこを触ればスピーカーから音が出なくなるのか
解説していく。
zoomとやり方は似ているのだけど、
インターフェースの違いでタップする回数が多かったりする。
まずWebexアプリケーション画面の「・・・」をタップ。
メニューが表示されるから
「音声接続を変更」をタップしよう。
「音声接続を変更」をタップすると
「音声を接続しない」という項目が出てくる。
ここをタップしよう。
下の画像のような表示がでればOK。
この操作を行うことでスピーカーから音が出なくなる。
上で記載したように本番開始前に
音漏れが起きると少ない時間で対応しないといけないから、
配信オペレーターをする場合は頭に入れておこう。
音声接続を解除する際の注意点
Webexアプリケーション上で音声接続を解除すると
スピーカーとマイクも無効化されるので、
映像だけしかモニターできなくなるので注意が必要。
音声もモニターしたい場合やiPadのマイクで発言する場合は、
-
- マイク内蔵イヤホンで視聴する
- 配信会場の外でモニターする
上のような対策をお客さんに取ってもらう必要がある。
音声に再接続したい場合
マイクで発言したいって場合もあると思う。
この場合音声接続を解除していると
マイクも無効化されているので、
いくらiPadにしゃべっても音声が届かない。
マイクを使う場合は、下のような操作を行い、
マイクとスピードを使えるようにしよう。
「・・・」をタップして
「インターネット通話」をタップ
下のようにデバイスでマイク、スピーカーを使えるように
接続を行ってくれる。
「接続済み」と表示されればマイク、スピーカーが使用可能。
Webexウェビナーの場合、
出席者はホストからマイク使用の許可をもらわないと
マイクが使用できないから、
挙手機能などを使ってマイク使用の権限をもらおう。