配信機材

【音響機材】配信で使える音響ミキサーを紹介!

 

今回は音響ミキサーについて記事にしていこうと思う。

マイクが多くなってくるとチャンネル数の多い音響ミキサーが必要になってくる。

 

配信に使う場合、どんな機能が必要になるのか

またどれくらいの回線数や入出力端子が必要になるのか解説をしていこうと思う。

合わせて下のオーディオインターフェースの記事も見ていってもらえれば嬉しい。

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配信で必要な音響ミキサーの機能

 

配信で音響ミキサーを入れる場合、

下のような感じになることが多い。(講演会の場合)

 

 

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配信で求められる音響ミキサーの機能は下の通り。

  • メイン出力とは別にAUX出力がある
  • AUX出力はフェーダー操作と連動するPostフェーダーで送りができる
  • XLR INが4系統以上(ヘッドアンプ付)
  • 物理フェーダー

 

配信をやっていたら

「マイナスワンで音声を送ってください。」

こんな会話を設備業者や乗り込み業者が会話していることがある。

ポイント

マイナスワン送りとは

Web会議ソフト(zoomやWebex)経由で講演する人の音声を配信出力に送らないことを指す

 

音響ミキサーのマイナスワン設定は

下の写真を見てもらえばと思う。

 

 

写真ではAUX出力ではなくFX出力を使用している。

後で出てくるけど、

このミキサーのAUX出力はプリフェーダーのみとなっている。

上記で書いたように配信ではポストフェーダーで送るほうが

オペレートが楽なのでこのような配線にしている。

 

マイナスワンで送れることも配信用音響ミキサーとしては重要なポイントとなる。

気づきにくいけど、

実はオーディオインターフェースでも

マイナスワン設定が必要。

下の記事から確認をしてほしい。

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可能であれば

  • PFL(プリフェーダーリッスン)機能が使える機種

であればオペレートしやすくなる。

 

ミキサーのチャンネル数について

 

これは受けている仕事内容によってくるのだけど、

請けてる仕事的に講演会が多いので、

  • 司会用
  • 講演者用
  • 質疑応答ワイヤレスマイク 1〜2本
  • Web会議からの音声

のマイク4本+ライン1系統の構成がほとんど。

ディスカッションがある場合は追加で2〜3本追加が必要。

このことからXLR INは5〜8系統くらいあれば最低限の条件はクリアしていることになる。

 

バンド系の配信イベントに関しては別ミキサーを用意したほうがいい。

業界でいうところの

YAMAHA LS9やQLシリーズ

というデジタルミキサーを選定するように。

 

ZOOM LIVE TRACK L-12

 

まずZOOM LIVE TRACK 12の紹介。

Web会議ソフトでzoomがあるけど、完全に別企業になる。

音響業界や映像ロケに出る人たちならこっちのZoomの方が認知があるかもしれない。

 

 

MTRやフィールドレコーダーを多く製造しているメーカーだけあって

この機種でもミキシングと同時に収録もできる。

 

主にYouTube配信などの片方向配信で使おう

 

下に記載するけど、この機種のAUX 出力はプリフェーダーでしか出力ができない。

zoomやWebexなどの会議ソフトを使う場合は、

会場のスピーカーはメイン出力、メイン出力とフェーダー連動したポストフェーダーで配信送りを設定することが多い。

プリフェーダーでもオペレートできるけど、

ひと手間かかるから、とっさの操作が必要になるハイブリット現場ではオペレートしにくい。

このような理由から選定から外したほうが無難と言える。

 

マルチトラックで音声収録

 

この機種の一番の売りと言っていいマルチトラック録音。

オンデマンド配信する際にレベル調整や手直しが楽になるし、

録音機材を別途用意しなくていいから機材の量が減る。

 

コンプやエフェクトも充実

 

コンプレッサーに関してはつまみ一つでかけることが可能。

ただ細かいダイナミクスの調整はできないから、設定を追い込みたい人は

別のデジタルミキサーを用意しよう。

 

AUX出力はPreのみ

5系統(L-20だと6系統)あるAUX出力はPreしか送れないので注意してほしい。

AUX出力端子にMaster 出力のバランスを割り当てるか、Preフェーダーで個別にバランスを取るか選択ができる。

ハイブリット講演会の場合は、Master出力のバランスを割り当て、zoom参加者の音声は

AUX SENDを下げておけばマイナスワンの設定が可能。

 

ライン入力はUSB音声に変更ができる

 

ラインステレオ入力が2系統あるけど、

Live trackとUSB接続されたパソコンの音声を返す設定が可能。

別途ドライバーのインストールが必要だけど、別でオーディオインターフェースを

用意しなくてもいいのが嬉しい。

 

アナログミキサーとデジタルミキサーのいいところをうまく合わせたいいミキサーだと思う。

プロ用のデジタルミキサーは高額な機種が多いから

Live-track L-12に関しては6〜7万くらいで購入が可能。

コストパフォーマンスもかなりいいと言える。

 

 

TASCAM Model 12

 

最近デジタルミキサー業界にも参入してきた大手プロオーディオメーカー。

 

 

下に記載しているYAMAHA MG12とオンボードはほぼ同じ。

  • AUX出力はポストフェーダー設定可能
  • 4バンドPEQ(MIDは可変)
  • 簡易コンプレッサー搭載
  • 全チャンネルマルチオーディオ収録
  • エフェクト搭載

とかなり高機能。

価格はその分高額になってくるけど、

予算があってしっかりしたミキサーがほしいって人におすすめ。

普通のPAでも配信でもマルチに活躍してくれるはずだ。

 

あとこの業界では有名なメーカーなので、品質は最高峰。

機材トラブルはほとんどないと思ってくれていい。

 

YAMAHA MG12XU

 

次はYAMAHA MG12XUの紹介。

 

 

配信用途だとAG03が有名。

多くのYouTuberが紹介しているから名前は知ってる人も多いと思う。

 

 

同じ配信ミキサーになるけどこっちはプロ仕様。

チャンネル数も多いし、独自ヘッドアンプを搭載しているから音質もいい。

USB 入出力が搭載されているからオーディオインターフェース用途でも使用が可能だ。

こちらはUVCに対応しているからドライバーなしでもパソコンに音声入力ができる。

メモ

パソコンからの音声を出力する場合は、パソコンにドライバーを入れよう。

不具合が少ないからオススメ。

https://jp.yamaha.com/support/updates/yamaha_steinberg_usb_driver_for_win.html



AUX OUT はPost出力が可能

 

AUX OUT に関してはPreかPostをボタンで選択できるようになっている。

FX OUTも搭載しているから補助出力 2系統ともPost出力が可能。

 

業界の人ならアナログミキサーならYAMAHAを思い浮かべる人が多い。

それくらい信頼性もあるし、長年プロ用機器を取り扱っているメーカーなので

ユーザーの要望を取り入れ、良い機材を提供してくれている。

安心して使用できる機材になってくれるはず。

 

下位機種のMG10XUFもおすすめ

 

チャンネル数が少なくなるけど、下位機種のMG10XUFもおすすめ。

 

 

AUX出力は搭載していないけど、

FX SENDを使えばPost出力できて、ハイブリット配信でも問題なく使用ができる。

FX SEND使ったらエフェクトかかるんじゃないのって思うかもだけど、

SENDにはいくらFXマスターを上げてもリバーブなどはかからない。

 

メモ

XUシーリズなのでUSBで音声を送れる

上記のMG12XUと同じくUSBで音声の入出力が可能。

ドライバーをインストールして運用しよう!

 

予算がない場合にはこの機種がおすすめ。

 

 

CLASSIC PRO DM20

 

次はCLASSIC PRO DM20。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/252088/

 

デジタルミキサーだから自由度が高く、大規模な配信にも対応できると思う。

入出力も十分でイコライザー、コンプレッサーなど全チャンネルに搭載しているのもうれしい。

この手のデジタルミキサーは高額なプロ向け製品が多いなかでそれなり手が出しやすい価格帯なのもポイント。

 

ただ音楽イベントやバンド系には少し不向きなところがある。

というのも楽器やボーカルにリバーブをかける際に注意が必要。

基本的にプリセットの設定でしかエフェクトをかけれないので

細かいリバーブの調整ができない。

 

OSがAndroidベース

 

悪い点ではないのだけど、ミキサー内のOSがAndroid。

独自OSじゃないからなんともだけど、コストカットしてる感が否めない。

半年近く使っていて不具合は今の所ないけど、

いつか機材トラブルが起きそうだなと思っている。

 

音が悪い

 

音質の良し悪しは個人によるからなんとも言えないけど、

ヘッドホン出力から聞こえてくる音がペラペラ。

zoomなどに配信する場合は、音質が落ちるからいいだろうけど、

音楽イベントのメインミキサーとして使うのはやめた方がいい。

 

Depusheng DX8

 

自分でもびっくりしたのが下の機種。

最初の方で少し写真で出てきたのが本機種となる。

 

実際に1台持っているのでだけど、

値段が安いのだけど普通に現場で使えている。

現場のメイン機材としてではなく、

予備機として持ち出しているけど、

今の所3ヶ月使ってて問題なく動作してくれている。

 

 

FX出力がPostで出力できるから、配信でも使える。

MG10XUFの紹介でも書いたけど、

FX SENDにエフェクトがかかることはないので安心してほしい。

 

PFLもついているので、軽いバンド編成のイベントにも対応できる。

さらにUSBメディアの再生も可能。

しかも物理フェーダーだからオペレーションもしやすい。

これだけの機能があって1万円ちょっと。

 

フェイスブックになるけど、メーカーページを貼り付けておく。

https://www.facebook.com/Depusheng-Audio-105828411374591

 

企業努力をしっかりしているイメージ。日本法人があるわけではないから

技適習得やPSEマークがアダプタについていない。

一応、長時間現場で使っていても問題はないから大丈夫だと思う、、

ちゃんとACアダプタも100V ボルト仕様だし、

拙いけど日本語の説明書も同梱され、保証書もついてきている。

 

 

 

上記に紹介しているYAMAHAやTASCAMのミキサーは昨今の

半導体不足で市場在庫が少ないし、納期も長期化している。

 

このミキサーに関しては在庫不足になっている印象がないから、

今すぐに配信用の音響ミキサーがほしい!

って人におすすめできる機種となっている。

 

配信現場では音響も知識は必要不可欠

 

下の記事リンクのように

現場予算が少なくて、業者に頼まず

自分たちのパソコンだけでzoomやWebexを配信する場合、

音響ミキサーやマイクなどの独立した音響システムを

組み込まないとハウリングしてしまう。

参考【zoomウェビナー】パソコンだけで講演会をzoom配信する場合の注意点

  このサイトではカメラ、映像スイッチャー、キャプチャーボードをシステムに組み込んで 配信を行うことをお勧めしている。 でも現場予算によって ...

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下の動画はWebexをパソコンだけで配信した様子。

 

映像や配信機材ももちろん重要だけど

音響も同じくらいに重要な要素となっている。

覚えておくと自分たちで配信する場合に、

役に立ってくれるだろう。

 

おそらくこの記事を読んでいる人は

この業界の人以外が多いと思う。

この記事以外でもできるだけ業界用語を使わずに

解説しているから他の記事も

見ていって貰えればと思う。



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灰の人

関西在住のアラサーのサラリーマン。イベントの支流になりつつある配信業務を日々行っています。 「現場で得た知識を共有したい」と思ってブログを立ち上げました。 これから配信業務に携わる方の手助けになれるよう日々勉強中

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