昨日(2021.8.13)zoomミーティングの新機能の発表があり、ミーティング限定の機能だけど「フォーカス」機能が追加された。
発表後すぐに使用できるとのことで、使用方法について記事にしてみたので参考までに読んでいってほしい。
目次(クリックで移動できます)
概要
今までzoomミーティングは主催者、出席者のすべてが双方向で常時やり取りができる会議色の強いツールだった。
今回のフォーカスモードの導入については、オンライン授業をメインターゲットにしたアップデート。
簡単に言うとzoomウェビナーみたいな感じで、強調したい配信内容を余計な画面情報なく配信できる。
正直な所、ウェビナーでいいんじゃないかなって思ったけど、ウェビナー使うには月額の契約料金が高くなってしまう。
このあたりで差別化できてはいるのかなと思うけどミーティングだけ色々機能が追加されていくのはなんだかなって感じ。
使用条件
前提条件として
・主催者として会議を開始する
・zoomのアプリケーションのバージョンが、Windows:5.7.3以降、macOS:5.7.3以降
であることが条件。
フォーカスモードの有効化
まず管理者としてzoom Webポータルにサインインしよう。
設定項目から会議タブをクリック。
下の方にスクロールしていって会議(詳細)まで画面を下げていこう。
フォーカスモード の項目があるのでクリックして有効化させよう。
確認ダイアログが表示されたら、[有効]または[無効]をクリックして変更しよう。
アプリケーションでの操作
次はアプリケーションの操作方法を記載していく。
ホストの画面
アプリケーションの詳細タブをクリックして「フォーカスモードを開始」をクリック。
ポップアップが表示されるので、開始をクリック。
フォーカスモードが開始されると下の画像のように、左上にポインターみたいなアイコンが表示される。
これがフォーカスモードが有効になっている目印。
出席者側にも同じように表示される。
ギャラリービューの画面。ホストに関してはいつものミーティング画面。
普段のように操作ができそう。
ポイント
ホストがスポットライトを当てた人はフォーカスモードに加わる。
出席者の画面
ちなみに出席者の画面もスクリーンショットしてみた。iPhoneの画面で申し訳ないけど、、
ウェビナーみたいな配信画面になっている。
フォーカスモード中は自分とホストの映像しか表示されないから、出席者は余計な視覚情報がなくホストが配信する情報に集中ができる。
ちなみに音声は常時配信されているから、ミュートしていないと喋り声がホストに聞こえる。
ミュートを忘れないようにしよう。
感想
フォーカスモードにしたら画質も合わせて上げるみたいな機能がほしかったなと感じた。
zoomは通信状況とパソコンスペックが低いと画質が悪くなってしまう。
このあたりも一緒に改善してほしかったなと思う。
今回のアップデートでzoom的にはオンライン授業で生徒の集中力を向上させる為に行ったように感じる。
・女性のプライバシー保護
他の生徒に表示されなくなる為、スクリーンショットが取れなくなる。
・余計な画面情報を少なくし学習に集中させる
などを意識しているのかなと感じた。あくまで僕の感想だけど。
ミーティング限定機能だけど、色々できそうな機能なのでオンライン授業以外で使えないか検証をしていこうと思う。