段取り関係を色々記事にしてきたから
今回はアプリケーションの映像・音声の設定について記事にしていこうと思う。
まずは音声の設定から解説していく。
zoomに関してはスマートフォンやタブレットでの音声設定が少しややこしい。
最後まで確認していってもらえればと思う。
こちらもCHECK
-
【zoom】高画質でzoomを配信!ビデオ設定について解説
マイクに続いてカメラの設定についても解説していこうと思う。 タイトルのように記事の後半にビデオの画質が低い場合に、 高画質で配信できるビ ...
続きを見る
目次(クリックで移動できます)
コンピューターオーディオに参加しよう
コンピュータオーディオに参加
まずzoomアプリに接続すると下記のようなポップアップが表示されると思う。
「コンピュータオーディオに参加」とはパソコンで使用できる音声デバイスに接続するってこと。
これに接続しないと相手側の音声も聞こえないし、いくらマイクで喋っても相手に届かない、まずクリックして有効化しよう。
iPadの場合
「コンピュータオーディオに参加」している状態だとiPadの本体の音声ボリュームをゼロにしても相手側の音声が小さい音量でスピーカーから鳴り続ける。
もし配信会場の現地にいて、確認用で置いておく場合はハウリングの原因になるから「コンピュータオーディオに参加しない」ようにしよう。
オーディオに参加している状態でも右上の詳細タブをタップして「オーディオの切断」を選択すれば切断できる。
音声デバイスの設定
まず音声デバイスの設定画面を下記のような手順で呼び出そう。
下記のような画面が表示される。
自動で音量を調整はOFFにしよう
AVスイッチャーやオーディオインターフェース経由で音声をzoomに取り込む場合、自動調整がONになっているとzoomが勝手に音量レベルを変えてしまう可能性がある。
スイッチャーで調整したレベルで配信する場合は、必ず自動調整はOFFにしておこう。
背景雑音を抑制は「低」に設定
ここを「自動」に設定していると客入れ時の小さい音量で再生しているBGMを雑音として認識して除去してしまう可能性がある。
設定自体を無効にできないから「低」に設定しておこう。
オリジナルサウンドとは
音声項目の設定に「オリジナル音声を有効化」とある。
これは原音をノイズ除去等の加工を行わず、そのまま配信するという機能。
とくにBGMやオープニング動画などを再生する場合に「オリジナル音声を有効化」する。
「オリジナルサウンド」を無効にしていると、BGM等の音源再生が途切れ途切れに聞こえることが多い。
思うようにBGMや動画内音声が配信できない場合に「オリジナルサウンド」を有効化すればクリアに聞こえてくると思う。
「高忠実度音楽モード」について
より原音に忠実に配信してくれる設定。
この機能を有効化するとパソコンへの負荷も大きくなる。正直なところあまり必要ない機能なのでOFFのままでいい。
高スペックな配信パソコンを使用している場合はONにしていいと思うけど、ビジネスノートパソコンで配信している場合は無理にONにする必要はない。
ココがポイント
オリジナルサウンドを有効にするとノイズが多くなる。BGM等の再生が終わったら極力OFFにするように。
アプリ左上にオリジナルサウンドのON・OFFできるアイコンが出てくるからそこで切り替えよう。
こちらもCHECK
-
配信用途におすすめなオーディオインターフェースを解説!
今回は配信機材についての記事。 リモートワークやオンラインイベントが増えてきた関係で一気に需要が増えたオーディオインターフェース。 配信 ...
続きを見る
まとめ
ウェビナーでの音声設定はこのようにすることが多い。
パソコン内蔵マイクやヘッドセット等の音声デバイスで配信を行う場合なら、zoomの音量自動調整やノイズ除去機能を使用してもいいけど、スイッチャー経由や配信音声ミキサー経由で音声を取り込む場合、邪魔になってしまう。
諸々の自動調整機能はOFFにすることを忘れないようにしよう。