今回はUBR-LTEを使用する現場でどうやって通信状況をモニタリングしているか解説していく。
SpeedFusionCloud専用管理サイト「InControl2」で監視したほうがいいのだけど、実はPEPWAVEからも通信状況の確認ができる。
各キャリア一括で監視できるから全体をさっと確認したい際におすすめ。
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通信ページの表示
毎回記載していて申し訳ないけどボンディング通信はブラウザのSpeedTestページで正確な数値を測定できない。
この記事の方法かSpeedFusionCloud専用サイトの「InControl2」で監視するようにしよう。
まずWeb Admin画面の右上「status」をクリックしよう。
表示が下の画像のように切り替わる。
色々情報が表示されているけど、今後、各項目については記事にしていこうと思うから一旦割愛する。
下の方にある「Real Time」をクリックしよう。
「Real Time」をクリックすると下のように表示される。
一番上の波形が表示されている項目がボンディング通信している波形となっている。
下にスクロールしていくと、各キャリアの波形が出てくる。
こんな感じ。
画像にも記載しているけど、「Priority 2」や「Disabled」に割り当てているキャリアやWANについては波形が出てこない。
通信レポートの表示
通信状況の表示について記載してきたけど、次は使用レポートの表示について記載していく。
無制限のSIMカードを使っていたら管理する必要はないかもしれないけど、プリペイドSIMを使用していたら通信容量の管理が必要になる。
度々書いて申し訳ないけど、細く詳細を確認したい場合はSpeed Fusion Cloud専用サイト「InControl2」でレポート発行することをおすすめする。
ただWeb Adminの方が見た目的にわかりやすい。
両方使ってみて、好きな方を使用すればいいかな。
画像のように「Usage Report」→「Daily」をクリックすると1ヶ月のグラフに使用した通信量が折れ線グラフで表示される。
リアルタイムで使用している通信量も割とすぐ反映されるのが嬉しい所。
InControl2だと少し時間が経たないと反映されない。
まとめ
度々書いて申し訳ないけど、ボンディング通信はブラウザのSpeedTestページで正確な測定を測定できない。
必ずこの記事の方法かSpeedFusionCloud専用サイトの「InControl2」で監視するように。
PeplinkのWeb Admin画面は細かい情報が色々表示されているから慣れるまでは触るのが怖いかもしれない。
ただ慣れてくると非常に管理しやすい設計をしている。
他社のボンディングルーターをあまり使っていないから比較ができないけど、さすが業務用通信機器といったところ。
触っていけば色々なことができそうだから今後、気になった機能があれば記事にしていこうと思う。