今回はzoomの画面共有についての記事。
スイッチャーを入れずに配信する場合、
いかに本番前スライドや進行スライドをスムーズに共有できるかが
クオリティに直結してくる。
とくにスイッチャーなどを入れずに配信する場合、
zoomの機能だけで配信する場合は画面共有がどんな感じで
動作して表示されるのか把握しておかないといけない。
参考システム
まず配信システムについては下の記事リンクを
参考にしてもらえればと思う。
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参考【zoomウェビナー】パソコンだけで講演会をzoom配信する場合の注意点
このサイトではカメラ、映像スイッチャー、キャプチャーボードをシステムに組み込んで 配信を行うことをお勧めしている。 でも現場予算によって ...
続きを見る
スイッチャーを入れない配信現場はだいたい予算が少ないことが多い。
当然スイッチャーを入れたほうがシームレスに切り替わっていくのだけど
画面共有だけでの講演会はできてしまうので
その中でどれだけスムーズに画面が切り替わっていくかが重要になってくる。
画面共有のポイント
まず画面共有のポイントを記載していく。
○画面共有専用のパソコンを用意する
ホストPCで共有すると余計なウィンドが出てしまうことがあるので
かならず別でパソコンを用意しよう。
○PowerPointのスライドショーを開始し、スライドショーウィンドを共有する
余計な画面を表示するのはオペレーターとしてはミスなので
スライドショーを開始した状態で共有をかけるようにしよう。
スライドショーウィンドを共有すると下の記事のように発表者ツールも使えるのでおすすめ
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参考【zoom】発表者ツールを使用しながら画面共有(2nd スクリーンなしで)
今回はzoomの画面共有についての豆知識。 講演会でよく問い合わせがくるのが PowerPointの発表者ツールを使いながら講演をしたい ...
続きを見る
○スライドショーウィンドを共有した場合は一回画面をクリックする
スライドショーの画面をクリックしないと、自動再生も
埋め込んだBGMも再生されないので注意
開演前スライドの共有
まず開演前にはループスライドが流れているのがほとんど。
ループスライドの中にBGMも入っている場合もあるので、
サウンドを共有にチェックを入れて共有を開始しよう。
スライドショーに自動再生を設定している場合、
ポイント
zoomで画面共有をした後に画面を一回クリックしないと自動送りが再生されない。
さらにBGMを埋め込んでいる場合、BGMの再生も始まらない。
BGMデータのボリュームは20-30%くらいに
BGMの音量はPowerPointに挿入されている音声データが
そのまま出力されるので、ボリュームを70とか80で聞いている人には爆音で聞こえている。
編集画面のスピーカーマークから30%くらいまで下げよう。
(初期値は80%くらい)
進行スライドの入れ替え
大事な開演する際のスライド入れ替え。
画面共有している状態での共有画面の入れ替えは新しい共有から入れ替えが可能。
スイッチャーのようにシームレスには入れ替わらないが
共有を停止せずに入れ替えができる。
共有アイコンが新しい共有と表示されているのでクリック。
共有するウィンドが表示されるので、
予めスライドショーにしておいたウィンドを選択して共有しよう。
ウィンド選択画面の表示と同時にループスライドの
・自動再生
・BGM再生
上記が停止してしまうので覚えておこう
BGMがカットアウトになるのは仕様上どうしようもできない
どうしても音声を途切れずに配信したい場合は
音響ミキサーとオーディオインターフェースを導入して
下の記事リンクのようなシステムにすればOK。
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参考【音響機材】配信で使える音響ミキサーを紹介!
今回は音響ミキサーについて記事にしていこうと思う。 マイクが多くなってくるとチャンネル数の多い音響ミキサーが必要になってくる。 &nbs ...
続きを見る
ただ機材予算がかかる。
どんな感じで切り替わっているかは下の動画を確認してもらえればと思う。
まとめ 低予算でも配信は可能
上で書いたような画面共有とスポットライトの操作で
配信機材無しである程度のクオリティで配信ができる。
録画したデータも余計な表示が出ないので
保管映像としてなら全然OKなレベルだ。
オンデマンド配信や動画サイトにアップロードを行う場合は
配信機材を入れた方が無難だと思う。