少し前にWebex Eventsのイベント発行についての解説を行ったけど、Webexについては規約的にアカウントの貸し出しが可能なアプリケーションとなっている。
ちなみにzoomはアカウントの貸し出しはNG。最近普通にアカウントを貸し出している業者もいるみたいだけど基本的にダメ。
僕たちもWebex Eventsアカウントを所有している関係でクライアントにアカウントを貸し出すことが月に数件ある。
この際に自分達のアカウントをIDとパスワードを教えて丸ごと渡すのではなく、クライアントからイベントの情報をもらって僕たちでイベントページを作成していく。
当然ID・パスワードを渡してしまうとなにに使われるかわからないからね。
ということなのでイベントをクライアントと共同して運営していくわけになるから登録者情報や出席者情報を都度クライアントに共有しないといけない。
登録フォームを設定している場合は、本番の2週間前、1週間前、前日くらいで登録者レポートを送付している。
Webex Events本番終了後も出席者レポートをクライアントに送らないとクライアントがどんな人がセミナーを見ていたのかわからないからレポートの発行の手順については覚えて置くべきだと思う。
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レポートの発行手順
Webexのサインインに関しては前の記事にて記載をしているから上記のリンクから確認してほしい。
右上のメインメニューのアイコンをクリックすると選択リストがドロップダウンしてくる。
「自分のレポート」を選択しよう。
クリックすると下記のような画面が表示される。
ミーティングのレポートなら「Webex Meeting」の項目から選択していこう。
今回はEvents(クラシック)にて運用している想定だからEvents(クラシック)のレポートを選択していく。
各レポートの発行の仕方については「登録レポート」「出席者レポート」ともに同じ操作となっている。
他のレポートは発行したことがないし、普通のWebセミナーだとほぼ使用しない。
ここでは出席者レポートを発行していく。クリックすると下記のような画面が表示される。
前の記事でも書いたけど、わかりにくいインターフェースをしているよね、、zoomを見習ってほしい
今回は個別のレポート発行ということで、該当するイベント名を検索するか、イベントを行った期間を選択して「レポートを表示」をクリックしよう。
選択した日時の期間内に行われたイベントがズラッと一覧表示される。
発行したいイベント名をクリックしよう。
レポートの大まかな出席者情報はこのように表示される。
文字が細かくて申し訳ない、、、
右上の「エクスポート」をクリックするとより詳細なレポートをExcelファイルとしてダウンロードができる。
いつもこのExcelファイルをクライアントに送付して出席者情報を渡している。
メモ
イベント後、一日くらい経たないと情報が揃ったレポートが発行できない。
出席者の名前、メールアドレスくらい情報ならイベント後すぐに仮レポートとして発行ができる。取り急ぎクライアントには「仮レポートです、後日ちゃんとしたレポートを渡します」と一言添えて仮レポートを渡したら親切かな。
まとめ
Webexのレポートの出し方はこのような感じ。
zoomと違ってどんなデバイスで視聴したのかも表示してくれる。(スマートフォンで視聴したのか、パソコンで視聴したのか等)
Webexのレポートのクオリティはかなり高いと思う。
登録者レポートも同様の方法で確認とExcelファイルのダウンロードが可能。
クライアントの顧客情報を扱うことになるので情報の流出には充分注意しよう。