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【Live Shell X】YouTubeにアカウント同期せずにライブ配信!!UBR-LTEを使って同期も可能!

 

Live Shell Xの記事第二弾ということで

今回の配信先はYouTubeに配信する際の設定を解説していく。

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Live Shell Xの設定でYouTube Liveという項目があるのだけど

これで設定してしまうとGoogleアカウント同期を求められる。

お客さんのYouTubeアカウントで配信する場合は、

Live Shell Xを管理しているパソコンにアカウント同期することは極力さけたい。

パスワードなどの情報漏えいの可能性や、Google二段階認証などでログインに時間がかかることもあるから

お客さんは基本的に嫌がるし、こちらとしても変にお客さんのアカウントをいじるのはしたくない。

 

なのでこの記事でアカウント同期せずに配信できる方法を確認していってほしい。

 

 

 

Live Shell Xの基本的な操作

 

基本的な操作に関しては下の動画を確認してほしい。

 

 

動画はJ Streamで配信しているけど、基本的なダッシュボード操作は変わらない。

J StreamでもLiveShell Xの設定は細かい操作まで行うので参考になると思う。

 

今回の配信システムについて Peplink UBR-LTE通信架でも同期可能

 

YouTube配信を行った際のシステムは下の画像の通り。

 

今回は野外現場で固定の光回線がないので携帯キャリアで動作する

Peplink UBR-LTEでLive Shell Xをオンラインにする仕組みだ。

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現場で使ってみてわかったのだけど

下の携帯キャリアで通信するPeplink UBR-LTEのボンディング通信でも

ダッシュボード同期できて、配信できる。

 

ボンディング通信は下の画像のように複数の携帯キャリアをひとつの強固な回線にする通信方法。

 

Live Shell XやATEM mini Proなどはホテルや学校内ネットワークのような

認証が必要だったり、固定IPアドレスに向けて通信を行うネット回線では

YouTube等に直接配信できなくなってしまう。

 

ボンディング通信も直接エンコードできないのではないかと思ったが

そんなことはなかった。色々な配信システムに組み込めそうでかなり選択肢が広がった印象だ。

 

消費電力が少ないカメラやスイッチャー、モニターを用意して

Peplink UBR-LTEと下のようなポータブル電源があれば電源がない場所でも本格的な配信が可能。

色々想像が膨らんでしまう、、

 

 

話が若干ずれてしまって申し訳ない

共有しておこうと思ったので記載してみた。

 

本筋に戻ってYouTube配信の段取りについて記載していこうと思う。

 

お客さんにお願いすること

 

お客さんのアカウントで配信する場合は下の項目をお願いしよう。

  • 後日スケジュールでエンコーダ配信で作成
  • 自動スタート・ストップはオフで
  • ストリームURL(バックアップの方も)とストリームキーを教えてもらう
  • 当日YouTubeアカウントにログインしているパソコンを持ってきてもらう
  • 配信する前にアップロードしている映像・音声をプレビューで確認
  • お客さんにYouTube配信開始をクリックしてもらう

こんな感じで段取りしてもらえばOK

 

解説動画を作ったので確認してほしい

 

今回も解説動画を作成してみた。

下の動画を確認してもらえればと思う。

やっていることはJ Streamのときと変わりはないけどね、、、

 

 

動画の中では解説していないけど、

固定の光回線などが用意されている環境の場合、下のようなシステムを組めば

完全ネットワークを分けたバックアップ体制が可能。

 

 

Live Shell Xが2台必要だったりと予算はかかるけど

大型配信案件ではおすすめなシステムとなっている。

 

まとめ 配信の幅が広がる

 

個人や会社でLive Shell Xを所有して、個人・会社のPRでYouTube配信する場合は

Googleアカウント同期して配信した方が効率はいい。

でも仕事としてお客さんのアカウントに配信を行う場合は、

上の動画のような方法で配信したほうがストレスがたまらない。

 

YouTubeで配信する場合はOBS StudioやATEM mini Pro等を使って配信することも多いと思う。

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大型案件でOBS StudioやATEM mini Pro等を使うのは全然いいのだけど、

正直なところを言うと機材トラブルやパソコントラブルが起きないか

ヒヤヒヤしながら配信している。

 

その点、Live Shell Xに関しては、

動作も安定しているし、電源が落ちても内蔵バッテリーで数時間は電源が落ちることはない。

完全ハードウェアエンコードでキャッシュが溜まって動作不良になることもない。

安心して配信できるし、システムの幅も広がるから一台は所有しておきたい配信機材と言えるだろう。

 

 

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灰の人

関西在住のアラサーのサラリーマン。イベントの支流になりつつある配信業務を日々行っています。 「現場で得た知識を共有したい」と思ってブログを立ち上げました。 これから配信業務に携わる方の手助けになれるよう日々勉強中

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